妊娠中の体重増加はどこまでOK?

体重増加をきちんと意識する

妊娠中の肥満は血圧を上げてしまい、その結果妊娠中毒症を引き起こす原因となってしまう場合があります。

 

特に高齢出産の場合、若い方と比較して新陳代謝が低下し肥満を起こしやすくなっていたり、血管自体が固くなっており、血圧が上がりやすくなっているのでより一層の注意が必要です

 

妊娠した場合、子宮の重さの増加、胎児と胎盤自体の重さ、胎児を養う為の水分と血液の増加、出産育児に必要なエネルギーの蓄積により7~8キロ程度の体重増加にとどめるようにしましょう。
上記は妊娠前の体重が標準だった場合のデータで、妊娠前の時点で標準体重よりも体重が二割以上超過していた場合、出産前の体重増加は5キロ増程度に抑えたほうがいいでしょう。

 

気を付けていただきたい点は、7~8キロ増と考えて単純に40週で割ると20週で3~4キロ増えても大丈夫だろうと誤解されてしまう事です。
15~20週はつわりも終わり食欲が出てくるタイミングで、この時期に3~4キロ増えてしまうとその後、胎児や羊水血液量も増えてきますので出産までに7~8キロ増に抑える事が難しくなってきてしまいます。

 

妊娠20週の時点ではお腹の赤ちゃんは大体500グラム程ですので、この頃の体重増加は1~2キロ程度に抑えます。

 

丁度良いエネルギーの摂取量は妊娠前半期で一日1950キロカロリーほどです。活動量や体格により変わってきますので、体重によって調整を行いましょう。とはいえ毎日体重計の乗って確認するのも意味がないですし、かえってストレスの原因となる場合があります。

 

一週間に一度、朝の排便時等の決まったタイミング測って一週間に200グラム程度の増加に抑えるようにします。

 

妊娠した際に一番必要なのは、良質のたんぱく質と豊富なビタミンと赤ちゃんの骨と血になる鉄分、カルシウムです。特にカロチンやビタミンD、カルシウム、鉄分が不足気味になるので積極的にとるように心がけましょう。

 

仕事をしている方は、外食の際には特に気を使いましょう。仕事をお持ちの妊婦さんは昼の外食がカロリーオーバーの元凶となってしまう場合が多いです。社員食堂等の栄養管理されている食事なら大丈夫ですが、一般的な外食の場合はエネルギーや塩分の取りすぎになってしまう場合が多いです。

 

塩分の取りすぎはむくみや血圧の上昇につながり、それは前述の妊娠中毒症の原因となります。

 

塩分は一日6~7グラム以下、一食では2グラム前後を摂取目安としましょう。外食をする際にはなるべく味の薄めの料理、もしくはソースやたれをかける自分で味の調整をできる料理を選び自分で塩分の調整をします。麺類のスープや汁も残します。

 

夕食は手作りし、薄味であっさりした料理にする事を心掛けて昼食での栄養不足を補いバランスを取りましょう。

 

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