医者の力を借りないで出産したい…

自然な形での分娩をしたいのですが…

もともと出産にはある程度の危険が伴うものだということを覚えておいて欲しいのです。細菌は周産期医学の発展によって、出産によって母子の命に危険が及ぶことが珍しくなっているので、お産は安心・安全だという感覚を抱きがちですが、どんなにスムーズに行ってるように見えても、数分後にどうなっているかわからないのがお産の真実なのです。

 

基本的に、ほとんどの出産はぎりぎりのところでうまくいっているにすぎないのです。赤ちゃんも、胎児仮死寸前で紙一重のところで生まれてきているといってもいいくらいです。お産が安全なものだと受け取られるのも、超音波断層法によって子宮内が映像で見られたり、赤ちゃんの心音などをチェックできる分娩監視装置、さらには微弱陣痛に対応する陣痛促進剤などの医療技術があり、危険やトラブルに対してあらかじめ対応できるからです。

 

もちろん、自宅や助産院などのアットホームな雰囲気で出産を希望する女性の気持ちもわかるのですが、万が一何かあったときにすぐに対応できない点も忘れないでください。仮に緊急帝王切開が必要な事態になった場合、自宅などで出産していると、まず受け入れ先の病院を探す必要があります。救急車で移動したとしても、手術の準備に時間がかかることがあります。このように、自宅などでの分娩にはデメリットもあるのです。

 

さらに、高齢出産の場合、合併症や遺伝的な要因など、若い女性より出産のリスクが高いのは事実なのですから、自宅で出産するか、すぐにトラブルに対応できる医療技術の高い病院で出産するかはきちんとバランスを考えて考慮する必要があるのです。

 

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