難産になりやすいですか?

高年初産婦だと難産になりやすいですか?

まず『難産』とは何か?という話ですが、分娩時間が異常に長かったり、分娩にさまざまな処置を必要とすることを『難産』と言います。難産になってしまう理由は以下のようにいろいろです。

 

・妊婦さんの体力が低下している
・産道が硬くなって子宮口が開きにくくなっている
・肥満によって脂肪が産道を圧迫している
・妊娠中毒症によって胎盤機能が低下している
・赤ちゃんがお母さんの骨盤の広さよりも大きい
・逆子になっていて産道を通りにくい

 

このように、難産の原因は千差万別なのです。

 

これらの理由のうち、高齢が原因となるものは「ママの体力」と「産道のかたさ」になります。いずれも、高齢出産の代表的なリスクです。

 

実際の妊婦さんを調べてみると、35歳以降からだんだん産道が硬くなったり、疲れやすくなってお産が長引くケースが多くなります。とはいっても、体力や筋肉の柔軟さには個人差があって、日ごろからスポーツをやっていえれば体力面で20代に負けない資質があったり、柔軟性の高い人もいます。(逆に、スポーツによって筋力が鍛えられると、若いうちから子宮口が硬くなるケースもあるのです)

 

また、難産のリスクのうち、肥満や妊娠中毒症は重症化しやすいリスクといえるので、肥満などに注意していれば難産の可能性は多少下げることが可能となります。

 

お産に必要な体力は単なる筋力・持久力だけではありません。「病は気から」をいう言葉もある通り、ここぞというところの集中力が肝心な部分があり、メンタル面での落ち着きや気力もお産にはかなり影響するのです。そういった意味では、20代より30代の方が経験を詰んでいるからこそ気力で勝っている場合もあると言えます。

 

大事なことは、高齢出産だからといって初めから落ち込んでしまうのではなく、しっかりと気力を維持してお産に挑むことなのです。

 

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